1.誰の為の絵本か?何を伝えたいか?
2.ストーリー
3.ラフとフォーマット
4.制作作業
5.完成後
の5つにわけてご紹介いたします。
■1 誰の為の絵本か?何を伝えたいのか?
・子供向けにつくるのか?大人向けなのか?また、親子一緒に読む絵本なのか、ということで作り方が違ってきます。 子供向けなら解りやすい言葉、ひらがなカタカナ絵など、意識してつくります。 なんらかのメッセージがありターゲットに対し絵本をつくるのですが、このメッセージがないと自己満足な作品に仕上がり意味不明となります。
よく「絵本作りがしたい」「絵本作家になりたい」というてる人がいますが、私の場合は、はやく〜〜を伝えたい!となります。
■2 ストーリー
・上で述べた「〜〜を伝えたい」というものをメインに配置し、メッセージに対し肉付けをしていきます。 メッセージの世界をわかりやすくする為、遠くからみた視点からはじまったりします。 映画のオープニングを思い出してください。そういった感じです。
オープニング>
世界紹介>キャラ紹介>ちいさなイベント>
ちいさなイベント>>>>メインイベント>解決>
エンディング
こういう流れで話をつくります。
■3 ラフとフォーマット
・ストーリーができたらすぐにでも紙に描いていけるのですが、ちょっとまってください。 ページ数、どういう画材で用紙のサイズは?となります。 私の場合は実際に製本して絵本としたいので、コンテストなどの応募を考えて枚数そサイズそして、右開き?左開き?縦文章?よこ文章などフォーマットを決めます。 画材も色鉛筆に水彩絵の具から、パステルに油絵、CGもありです。 今回は写真を加工してつくってます。 そこから導き出された枚数によって、話をページ単位でわっていき、ラフの絵をつくります。ラフは簡単なスケッチですがとても大事です。 全体のテンポを知る上で重要です。 必ずラフを完成させてから制作しはじめてください。
■4 制作作業
・ラフができあがったら、それを設計図として絵をつくっていく作業です。 想い入れが強すぎると、1ページに1ヶ月かかってしまいます…。 気楽に描いてください。その楽しさが絵にでます。
■5 完成後
・完成したら実際にみてもらいましょう。 ターゲットになる人から感想をもらったりすると次回作につながります。 コンテストに出そうとしてる人!頑張って下さい。
うひゃ〜★ 私も描きたくなてきたーー★
下のコンペ等ご参考までに。。。
http://compe.japandesign.ne.jp/